◎ROM
Read Only Mmory
その名の通り基本動作は読み出しのみ。
次のようにROMには様々な種類があります。
○マスクROM
メモリLSI(データを記憶に特化した回路のこと)の設計時に内容が決まる。ユーザーによる消去・書き込みは不可能。
○PROM ROM
Programmable ROM
ユーザーによる消去・書き込みが可能。
ヒューズROM
ユーザーが一度だけ書き込みが可能。以後の消去・書き込みは不可能。
EPROM
Erasable PROM
ユーザーによる消去・書き込みが何度でも可能。
- UVEPROM(紫外線で消去・書き込み)
- EEPROM(電気で消去・書き込み)
- フラッシュメモリ(電気で消去・書き込み。ブロック単位で高速に処理可能)
◎RAM
Random Access Mmory
基本動作は読み出しと書き込み。
次のようにRAMにも様々な種類があります。
○SRAM
Static RAM
セルはフリップフロップで、リフレッシュ(後述)不要。
高速で、レジスタファイルやキャッシュメモリなどに用いられる。
○DRAM
Dynamic RAM
セルはコンデンサ。
コンデンサなので、放置しておくと電荷が流れてしまう。そこで、ある時間ごとに電荷の状態を確認して再び電荷を加え直したりしなければならない。このことをリフレッシュという。
高速モードDRAM
連続する列アクセスを高速化。
SDRAM
Static DRAM
クロック同期とアクセスのオーバーラップによる高速化。
RDRAM
Rambus DRAM
データ幅の縮小と直列接続による高速化。
こちらのpdfファイルを参考にしました
http://www.mtl.t.u-tokyo.ac.jp/~sakai/hard/hard2.pdf