ひらめの日常

日常のメモをつらつらと

『理論と事例でわかる自己肯定感』を読んだ

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booth.pm

自己肯定感には大きく分けて二つある

  1. 「とても良い」という気持ち
  2. 「これで良い」という気持ち

この二つが両方十分な状態にあるのが良い心理状態。両方とも足りていないときには、まずは早く上がりやすい「とても良い」という気持ちをあげることに専念すると良い。

「とても良い」という気持ち

「とても良い」という感情は他の人と比べて自分が何が優っているのかなどであり、主に結果から生まれる感情。成功体験がこれを主に向上させる。

ただ、結果が同じでも人によって受け取り方が異なる。その結果がその人に対してどれくらい重要なのか?によって成功体験か否かは変わってくるということ。なので、「とても良い」気持ち = 結果 * 重要度 ということになる。願望を小さくしたり、重要ではないとこにフォーカスしないといった手法をとることで改善が可能になる。

「これで良い」という気持ち

「これで良い」という感情は自分が認められている、ありのままの自分で良いという感情で、主にプロセスから生まれる感情。他人との共有体験(空間的、時間、知識、感情など...)がこれを向上させる。「とても良い」という感情を上げようとするあまり背伸びをしてしまうと、こちらの気持ちが阻害されてしまう。

感想

自己肯定感に2種類あり、それを分けて考えるのは、フレームワークとして身につけておきたいなと感じた。また、結果が同じであっても、自身の期待値調整によって自己肯定感をうまくコントロールできる気がしたので、やってみたい。